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お知らせ バザール出品商品

鑑定・査定の必需品、ルーペを使ってみよう!

こんにちは。加古川質屋組合よりピンチヒッター藤井です!
ピンチヒッターがピンチヒッターを探すような状況でして…更新が遅くなり
誠に申し訳ございません。さてさて、それではお話に進みますm(__)m
我々が査定をする際に欠かせない道具である「ルーペ」。
今までは宝飾機材を扱う専門店など、限られた場所でしか手に入りませんで
したが、ここ最近ではインターネットで簡単に手に入るようになってきました。
そこで「どんなルーペを買えば良いの?」という話をしたいと思います。まず
ネットで「宝石 ルーペ」と検索すると、多くの商品が表示されます。国内メ
ーカーだとニコンさんのルーペが代表的。こだわるならば、海外レンズメーカー
の品々も多く見つけることができます。そこで出てくる疑問が「価格差」です。
レンズの素材そのものの違いも挙げられますが、「見え方を左右するところが大
きいんだ」と考えてください。
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「見え方」には「色」と「歪み」があります。歪曲収差が補正されているレンズと、
そうでないものを比べてみましょう。1枚目が歪曲収差が良好に補正された品
質の高いレンズ、2枚目が普通のプラスティックレンズを通して見たものです。
その差は歴然ですね。使い方は、利き目をレンズに近づけて、見たい品をレン
ズに近づけたり遠ざけるのが一般的。顕微鏡と同じ要領ですね。これがコンパ
クトに仕上げられる理由なんですよ。
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IMG_4117.jpg
良いレンズとは「歪んで見えないこと」「色の判断が正しくできること」です。趣味
で使われる場合については、トップクラスの性能を必要としませんので、ある程
度の歪曲収差補正がされたものを選んでください。メーカーによって差はありま
すが、価格帯で言うと5000円クラスがオススメ。こういったレンズで、所有されて
いる宝石や腕時計などを見るのも1つの楽しみ方!そうすることで、一層の愛着
が湧きますし、品物の異常にいち早く気づけるかも知れません!レンズの世界、
奥が深くて面白いですよ!

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